官報の公示とは

官報の公示とは

官報は、国の政策や行政に関する様々な情報を公示するために、国から発行されている機関誌です。

官報には、国に関するさまざまな事項が公示されています。まず、法律、制令、条約などの公布があります。これらの法律などは、実際に官報などによって公示されてから効果が発生します。実際に官報を熟読してる方はほとんどいないとは思いますが、官報に載せられた以上は、国民全員に知らせたものとされます。

その他、国会に関連する事項、公務員の人事、叙位、褒章、皇室に関連する事項も掲載されます。他にも、国家試験の告示や結果発表、公聴会、地価の公示など、さまざまな目的を持って発行されています。
また、裁判所の決定や命令なども掲載されます。たとえば、債務整理の自己破産や民事再生、特定調停を利用する場合には、その手続きの開始と確定の2回、官報に公示されることになります。

官報の公示というのは、強制的なものであり、たとえば自分の名前を載せて欲しくないと思っても、それを発行元に言っても消して貰うことは出来ません。たとえば、普通の雑誌に「自己破産者」として自分の名前が載せられた場合は、事実であろうが名誉毀損で訴えることが出来ますが、官報に対してはあくまで公示であって、名誉の毀損に該当されません。

しかし、官報に名前を載せられたからと言って、それで周囲の人に広く知らてしまうというわけでもありません。実際、官報なんて読むどころか見たこともないって人がほとんどではないでしょうか。
官報は、一般人が普通に目にするものではありません。


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