四半期決算はなぜ必要なのか?

四半期決算はなぜ必要なのか?

企業が一定期間の経営成績をまとめ利益と損失を算出することを決算(本決算)と言います。
かつて上場企業では決算は年間の本決算の他にも半年ごとに中間決算として中間財務諸表が作成される場合が多く見られましたが、最近では四半期決算というルールに変わって来ています。

四半期決算では文字通り年間を4つの期間に分けて各々で決算書を作成します。例えば本決算が3月であれば中間決算は9月となり、四半期決算のスケジュールは以下のようになります。

●6月30日付で第1四半期終了→決算を7〜8月に発表
●9月30日付で中間期終了→決算を10〜11月に発表
●12月31日付で第3四半期終了→決算を1〜2月に発表
●3月31日付で本決算期間が終了→本決算を4〜5月に発表

本来、四半期決算報告を求めていたのはJASDAQ市場やナスダックジャパン市場、名古屋証券取引所セントレックス市場などいわゆる新興企業向け市場で、こうした市場では業績変動が激しく、投資リスクが高い企業を対象としていたために、3ヶ月ごとの業績報告を投資家に提供していたのですが、平成20年度4月1日以降開始の事業年度からは本格的に四半期報告制度が開始されました。

こうした四半期決算の必要性が高まったのには、外部環境の大規模な変化やますます短くなってきたビジネスサイクルといった経営環境にあって投資家がよりスピーディーで細やかな情報を必要としていると言う背景があると言われます。


「帳簿に関する知識」記事メニュー

QLOOKアクセス解析