損金経理の内容を確認してみよう!

損金経理の内容を確認してみよう!

損金経理というのは、法人の所得金額の計算上において損金の額として参入されるために、先に法人の確定した決算で費用や損失として経理されることを指す言い方です。
そもそも確定決算主義では、法人税法の所得の計算においては株主総会などの最高意思決定機関の承認を得ることで確定した決算に基づいた企業の利益を基礎として、ここに税法所要の調整を加えて課税所得を計算しています。

こうした調整のことを税務調整と言いますが、これは確定決算そのものに調整を加えた決意調整と決算手続きをせずに申告時に調整する申告調整とに分けられています。この確定決算において必ず経理しておかなければ税務上認められない経理要件の一つとして損金経理があるわけです。
損金経理を必要とする事項としては、企業の恣意的な要素が介入する内部計算事項や利益制の要素のある外部取引などがあります。

なお、損金経理を経ずに、利益処分によってもかまわないものがある一方で利益処分をすると損金算入できなくなってしまうものもあります。詳細は以下の通りです。

●損金経理を必要
・減価償却資産の償却費の損金算入
・資産の評価損の損金算入
・繰延資金の償却費の損金算入
・固定資産の圧縮記帳による損金算入
・各種引当金の損金加入
・貸倒損失の損金加入
・役員報酬や退職人の損金加入

●損金経理か利益処分経理のどちらかを必要
・固定資産の圧縮記帳
・圧縮記帳にかかわる特別勘定
・特別償却準備金
・各種準備金

●利益処分をすると損金算入が認められない
・使用人賞与
・一般の寄付金

などとなります。


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