年末調整を再認識しよう!

年末調整を再認識しよう!

サラリーマンの人ならお馴染みですが、全ての事業主は従業員に給与を支払う際に源泉徴収税類表を参考にした所得税額分を毎月の各給与から差し引いて(源泉徴収)、税務署にまとめて所得税として納付することになっています。

しかし、その源泉徴収した税の合計と、その人の実際に納めるべき税額とはほとんどの場合で一致することはなく、差額を調整して精算することが必要になります。この調整する作業のことを年末調整と言います。二つの税額が一致しない主な理由としては次のようなことがあげられます。

●源泉徴収税額表は年間を通じて給与の額に変動がないことを前提として作成されているが、実際には年の中途での給与額の変動が常にあること。

●年の途中に給与所得者の扶養親族などに異動が生じた場合には異動後の支払分から額面を訂正することになるが、これよりさかのぼった月の源泉徴収税額については訂正されないこと。

●生命保険料や地震保険料、また配偶者特別控除などは年末控除の年末調整で控除するようになっていること。

年末調整においては1年間にすでに徴収した源泉徴収税額と、実際に納めるべき税額との差額を算出し、その差額に対しては足りない場合には本人から徴収し、逆に多すぎた場合には還付します。
たいていの給与所得者では1カ所の勤務先からのみ給与を受けているか、また給与以外の所得があっても少額な場合がほとんどのため、年末調整を持って納税がすべて済むことになります。


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