脱税に対する国税庁の査察制度

脱税に対する国税庁の査察制度

以前「マルサの女」という映画がありました。大変な話題となり大ヒットしましたのでご記憶の方も多いと思います。この映画で描かれていたマルサとは国税局の査察部査察官のことです。
ここでは国税庁の査察制度についてみていきましょう。

通常の税務調査が任意調査であるのに対し、国税局の査察部は裁判所からの令状を有し、強制捜査を行うことになります。最終的に検察に脱税犯人として告発するのが目的ですからその取り調べも非常に厳しいものです。

国税庁による脱税犯に対する査察制度についての見解としては、

「納税者自身による適正な申告や納税によって支えられる申告納税の制度を維持し、公平な課税を維持するためには故意に悪質な手段により納税を免れようとするものに対しては厳しくその責任を追求する。
そのため一般に行われる税務調査とは別に、特に額面が高くしかも悪質な脱税行為を働いた者に対しては、単に納めるべき税金を徴収するのみならず、懲役や罰金という刑事罰を科すために、査察制度と言う特別な方法による調査を行う。」としています。

国税庁と国税局に配置されている国税査察官つまり「マルサ」の人数は全国では1300名にも上ると言うことです。ちなみに国税査察官が情報の拠り所とするものについては、テレビ、新聞、雑誌、インターネット、投書、張り込みなどにより粘り強く脱税の情報を収集しているそうです。

いったん国税査察官が関与して来ると、最終的に検察官への告発から起訴、裁判と進むケースがほとんどで当然刑事罰の対象となってしまいます。


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