贈与税の脱税は意外と少ない?

贈与税の脱税は意外と少ない?

脱税のニュースは年中を通して新聞の紙面等をにぎわせますが、脱税の中でも以外と報道される機会が少ないのが贈与税の脱税に関するニュースです。
そんな中で以下のような相続税の脱税摘発のニュースがありました。

2009年、仙台地検が相続税法違反の容疑で仙台国税局から告発された宮城県在住の衣料品販売会社社長を在宅起訴しました。
起訴状によれば2005年に他界して先代の父親の財産を相続したものの、2006年に佐沼税務署に申告をする際に現金の財産約4億3000万円を隠し、相続税として約2億4000万円を脱税した疑いだと言うことです。この件では既に修正申告をし、延滞税と重加算税も会わせて納付済みであるということです。

この社長は4億3000万円の現金を自宅で保管し、本人は「将来の生活費として取っておくつもりだった。」と動機を説明しているということです。「将来の生活費として」というのは誰しも抱く不安であり、分からないではありませんが、普通に相続税を納税していたとしても十分に豊かな老後を送るだけの資産は残ったように思えます。

この場合のように延滞税や重加算税を上乗せされるとせっかくの巨額の贈与もほとんど税務局に持って行かれてしまい、本当に後悔することになると思います。

なお冒頭で贈与税関係のニュースは以外と少ないと言いましたが、逆に多いのはどのような税金かと言うと法人税がトップで、2008年のデータでは97件、脱税総額は186億円にも上ったということです。


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