電子帳簿保存法ってなに?

電子帳簿保存法ってなに?

従来企業で作成される帳簿類に関しては、紙による文書として7年間の保存が義務づけられていました。
しかし平成10年の電子帳簿保存法では帳簿を作成した段階からITを使用して作成することによって各種の帳簿を磁気テープや光ディスク等による電子データとして保存することが認められました。

電子帳簿保存法は正式には「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律」と言う名称です。この電子帳簿保存法の主な目的としては、納税者の公平な課税は保持しつつ、情報化の進展を背景に、国税関係帳簿書類の保存にかかる負担を軽減することを目的としています。

実はこれまでにも保存帳票の削減を目的に7年間の保存義務期間のうち、後半の5年間についてはマイクロフィルムやCOM(Computer Output Microfilm)での保存はすでに認められていました。
しかし電子帳簿保存法では最初から一貫してITを使って作成した場合に限りこれらの帳簿を電子データとして保存することが可能となったわけです。

ただし電子帳簿保存法の注意すべき点としては、すべての帳簿や書類が対象となるわけではなく、手書きで作成された帳簿や請求書等の類いはこれまで通り紙の書類での保存を義務づけています。
財務省・国税庁では2005年から施行されたe-Taxの利用や電子帳簿保存法の促進によって、申告や納税など、税に係る活動の省力化とペーパーレスが推進することを期待していると言われます。


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