土地家屋調査士法とは

土地家屋調査士法とは

土地家屋調査士は重要な業務です。土地や建物は最も高額な物のひとつでありその調査や登記などで誤りや不正があると、巨額の財産を失ったり、人の一生を左右したり、会社の倒産や、不正が公共事業に関連がある場合などには社会混乱を引き起こすような場合さえあります。

そのため土地家屋調査士の業務や権限などに関しては法律によって厳しく取り締まる必要があります。こうした背景から制定されたのが土地家屋調査士法です。土地家屋調査士法は昭和25年に制定され現在に及んでいます。基本的な内容としては、

●土地家屋調査士の使命、職務
●土地家屋調査士試験
●土地家屋調査士法人
●土地家屋調査士会
●土地家屋調査士会連合会
●公共嘱託登記土地家屋調査士協会の制度
(公共嘱託登記土地家屋調査士協会とは公共事業の円滑な推進と登記事務の適正化を目的として設立された社団法人です。協会では登録された土地家屋調査士が官公署などからの不動産登記などの嘱託で調査、測量を行います。)

などに関する法律が含まれており、他にも、

●無資格者による不動産登記事務の取り扱い禁止
●不動産登記事務を取り扱う表示の禁止
●土地家屋調査士事務所の名称使用禁止
などの項目が盛り込まれています。

こうした法律は一見私たちの通常の生活とは無縁のように感じられますが、新聞などを注意深く読んでみると、土地家屋調査の際の境界標を不正に設置して土地家屋調査士法違反の下で検挙された土地家屋調査士の事件や、土地家屋調査士の資格を持たない業者が不正に境界確認を行ったり、あるいは土地家屋調査士の名義のみを不正に借り受けて業務を展開した業者が逮捕されたりした事件などが後を絶ちません。こうした事件はその重大性から考えても非常に悪質なものであり、何よりも土地家屋調査士法の遵守が徹底されなければなりません。


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