民事の「被告」とは

民事の「被告」とは

行政書士が弁護士法違反で逮捕されたという事件が報道されたり、漫画やテレビドラマなどで、行政書士が弁護士法違反になるほどの民事事件への介入をするシーンがあったりと、行政書士への理解というものが、まだまだ混乱気味なのだなと認識させられることが多いです。

民事裁判で「被告」という言葉が使われます。これは訴えを「起こされた側」のことです。対する訴えを「起こした側」のことは原告といいます。
さて、民事の原告、被告という言葉は第一審でのみ使われ、それ以上の裁判では、控訴審(第2審)で「控訴人・被控訴人」といい、上告審(第3審)では「上告人・被上告人」と呼ばれることになります。

民事の「被告」という言葉には、もともとは「訴えを起こされた側の当事者」という意味しかないのですが、刑事裁判の「被告人」という言葉と混同されているためか、民事の「被告」が「罪人扱いされて不愉快だ」と怒るというケースもしばしばあるのだそうです。

行政書士には代理訴訟を起こすことはできませんし、民事の紛争の代理人をすることもできません。ただし、弁護士を立てるほどのことではないけれど、ただ双方の合意した事項について正式な書類を作っておきたい、などの依頼には対処することができます。

離婚や相続などに関して、行政書士の活躍できる場面はあります。「なんでもやります!!」という行政書士よりも、得意分野がはっきりしていて「この分野ならば誰にも負けない」という行政書士のほうが、生き残っていくことのできる確率が高いといわれています。


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