相続税における延納を知っておこう!

相続税における延納を知っておこう!

多額の遺産を相続するなどということは滅多にあることではありませんが、相続税の税額は比較的高く、仮に1億円以上の財産を相続した場合には1000万円近く、あるいはそれ以上の相続税を納めなければならない税率になっています。
財産相続はありがたいけれどこれほど多額の税金となると、一度に納めることはとても困難ですよね。延納とはこのように遺産を相続してその相続税が一度には納められないような場合に分割で納めることができる納税方法です。

通常、相続税の申告は相続開始のあることがわかった日の翌日から10ヶ月以内に行わなければなりません。納税も同様ですから延納の申請も必ずこの期間内に行わなければなりません。
延納を行うには以下のような一定の条件を満たしている必要があります。

 ●相続税額が10万円以上であること。
 ●金銭で一括で納めることが困難であること。
   この場合当然、納税義務対象者の収入状況などが参照されることになります。
 ●担保を提供できること。(納税額が50万円未満で延納期間が3年以下の場合には必要ありません。)
 ●相続税の納めるべき期限までに延納申請書を税務署長に提出し許可を得ること。

延納を行う場合にはデメリットもあります。
分割で払うことになるため延納期間に応じた利子税を納めなければなりません。ただし利子税自体は金利水準を反映した低い税率におさえられています。また延納期間としては、相続財産に応じて異なりますが、不動産の価格が75%以上を占める場合には最長で20年まで設定できます。


「所得と控除について」記事メニュー

QLOOKアクセス解析