事業譲渡と不動産の役割

事業譲渡と不動産の役割

事業譲渡は会社がその事業の一部やあるいは全てを他の会社に譲渡することです。事業譲渡が会社合併などと大きく異なる点は売り手の会社の事業から必要な資産だけを選択して取得することが可能なことです。

ここで事業譲渡と言う行為そのものをもう一度確認し、その中で譲渡において不動産が占める役割について考えてみます。
まず事業譲渡における譲渡の形態としては主に以下のように分けられます。

●事業全体の一括しての譲渡の場合。

●事業の中の特に重要と見なされる一部分のみの譲渡。譲渡によって譲ることになる資産の帳簿価額が当の株式会社の総資産額として算定される額面の20%を超えない範囲のものの場合。

●他の会社の有する事業の全てを譲り受ける場合。

●事業全部の賃貸や事業全部の経営面の委任、あるいは他の者と事業に関する損益の全てを共有する契約やこれに準ずる契約の締結などの場合。

●株式会社の設立2年以内における設立以前から存在する財産であるが、事業の継続のために必要となるものの取得の場合。

さてこうした種類に分けられる事業譲渡ですが、基本的に不動産に関してはもっとも重要な資産の一つとなります。特に事業のすべてを譲り受けるような事業譲渡においては、不動産の評価に関しては十分に行う必要があります。

また買い手側(譲受会社)としては建物や土地等の不動産、および工場や機械などに関しては減価償却の対象となることで納税面では最も大きなメリットとなることも忘れてはなりません。


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