事業譲渡契約のトラブルを未然に防ぐ

事業譲渡契約のトラブルを未然に防ぐ

事業譲渡に際しては事業譲渡契約を交わすことになりますが、その際には様々な点から事前の十分な検討を行わなければ後々のトラブルの原因となります。
ここでは事業譲渡に関する起こりがちなトラブルとそれを未然に防ぐための契約の結び方の要点を見てみます。

●事業譲渡におけるトラブル

・譲渡対象を明確にしなかったため機器の引き渡しができない。
・支払期日や物件の引き渡し時期が明確にされなかったためのトラブル。
・引き渡し前の債務などによるトラブル。
・譲渡の際に機密事項を定めなかったために競合他社が現れる。
・競業禁止の取り決めに関するトラブル。

●さてではこうした事業譲渡で起こりやすいトラブルを防ぐ契約の要点としては、

・事業譲渡の内容を具体的に明示し、引き継ぎ書なども作成して詳細に記載しておく。
・譲渡される事業に許認可が必要となる場合はそのための負担について取り決めておく。
・譲渡前に起こった契約外の債務については継承しないことを明確にしておく。
・契約内容や譲渡内容に関する機密保持事項を取り決めておく。
・譲渡人と譲受人において競業とならないように類似事業についての禁止事項を明らかにしておく。
・譲渡対象の事業に関する営業権などの権利を無断で移動しないように取り決めておく。
・債務不履行時の契約解除の明示。
・契約解除などによる損害が発生した際の責任の所在を取り決めておく。
・不可抗力による契約不履行に関する事項を取り決めておく。

などがあげられます。


「知りたい事業譲渡の知識」記事メニュー

QLOOKアクセス解析