資金繰表のチェックポイントはココ!

資金繰表のチェックポイントはココ!

家計においても家計簿を作成して収支と支出のバランスを把握することで不必要な出費をチェックしたり、そもそも家計が黒字なのか赤字なのかの把握、さらには今後の支出の見通しや収入の計画を立てることができます。一個の家庭でも家計簿をつけることで様々なメリットが得られるわけですから、まして企業ではよほどしっかりと収支を把握しておかないと大変なことになってしまいます。
この企業の家計簿とも言うべきものが資金繰表です。

企業の資金繰表作成においてまず頭に入れておかなければならないことは、会計上の利益と現金の流れは別物であると言うことです。損益計算書の上では黒字となっていても、資金繰りが悪化するといわゆる「黒字倒産」などと言う事態に陥ってしまうこともあります。こういう事態を招かないために毎月の現金の過不足の実態や予測を一目で分かるようにしたものが資金繰表なのです。
さて資金繰表の実際のポイントを見てみましょう。

●経常収支 経常収支で分かることは企業の経営状態です。ここがマイナスの状態が続くようであれば銀行は警戒します。マイナスが続く場合はその原因をはっきりとさせましょう。
特に次に上げるような点は経常収支がマイナスになりやすい要因です。
  ・売上を手形で回収することが多い場合
  ・季節的要因で仕入れ支払いが増える場合
  ・賞与支給によるもの

●経常外収支 次に経常外収支がマイナスになる要因としては
  ・設備投資をした場合
  ・配当金、税金、役員の賞与支払いの場合

●財務収支
  ・設備資金の借入返済が大きく財務収支がマイナスの場合
このような場合には設備投資効果が低い、あるいは過大投資などが考えられます。


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