相続した土地の名義変更時の注意点

相続した土地の名義変更時の注意点

土地などの不動産を相続した場合に起りがちな問題点について見てみましょう。

被相続人に伴う土地などの相続に関しては特に名義変更を義務化されているわけではありません。
しかしそのことが災いして何十年とそのままに名義変更を行わずに放置した場合には思わぬトラブルを招く場合があります。

まず何十年もの間に家族が増えて相続人の数がかなりの人数に増えてしまうことがあります。被相続人の死去した直後には数名だった相続人が30年後に30人以上に増えていたなどというケースもあります。
その中には代襲相続なども含まれてきます。このような人数になってしまった場合にはもはや土地を分割して分配するという方法などは非現実的となります。

通常ではこのような場合には大人数による共有登記となりますが問題となるのは将来的にこの土地を売却するような場合です。相続された土地の売却や名義変更には所有者全員分の同意を得る必要があります。大人数ではこれはたいへんに困難な作業になります。またそれ以前に全相続者の意思の統一を計る時点でもなかなかすんなりとは進まないものです。

こうして複雑になってしまった土地などの売却や名義変更に関しては相続人全員で遺産分割協議を行い、その合意の上でだれか一人が相続するという形を取るのが一般的です。遺産分割協議書さえ作成できれば単独での名義変更が可能となるからです。

このような問題は鉄道などの敷設や道路の建設に先立って土地の買収が行われる際にも良く起ります。そのために工事が遅れてしまうような場合もあります。


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