中小企業診断士と企業買収について

中小企業診断士と企業買収について

中小企業診断士に必要な知識として財務・会計があります。財務・会計に関する知識は、企業経営の基本です。企業の現状把握や問題点の抽出において、財務諸表等による経営分析は重要な手法となります。

今後、中小企業が資本市場から資金を調達したり、成長戦略の一環として企業買収等を行うケースが増大することが考えられます。他者の買収等を想定して、投資評価や企業価値の算定等に関する知識を身につける必要があります。

中小企業診断士が経営に関する現状分析や問題解決、新規事業展開などに関わる助言を行うためには、企業経営理論をしっかりと理解することが必要不可欠です。会社を取り巻く環境と経営資源を考慮し、長期的かつ一貫性を持って策定された目標を経営戦略といいます。

経営戦略の一つとして、多角化やM&A(企業買収)のメリット・デメリット等を中心に戦略論の幅広い知識が求められます。中小企業診断士が創業者や中小企業経営者に助言を行う際に、企業経営に関係する法律、諸制度、手続き等に関する実務的な知識が必要になります。

内容が専門的な場合は、経営支援をするにあたり、弁護士等の有資格者を必要に応じて活用する可能性もあります。どの時点で有資格者に橋渡しするかを判断するための最低限の実務における知識を求められます。

事業を開始するにために必要な定款、設立、各種届出といった手続きを始め、事業の形態選択、変更のなども、会社運営の助言に必須知識となります。さらに、企業の成長ステージ別に資本政策の提案や企業買収・合併の手続き、時には廃業するための知識も必要となります。


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