新しいエンジェル税制を知っていますか?

新しいエンジェル税制を知っていますか?

エンジェル税制とは個人投資家がベンチャー企業に投資した場合に所得税減税が受けられる制度です。
エンジェル税制自体は以前から存在していましたが平成20年度の税制改正により支援内容が強力に拡充されました。今回は新しくなったエンジェル税制についてご説明します。

エンジェル税制とは一定の要件を満たしているベンチャー企業の株式を取得した個人投資家が、その株式を売却することにより受けられる課税上の特例措置です。
簡単に言えば、

●利益が出た場合には利益を1/4に圧縮することができ
●逆に損失が出た場合でも損失額を3年間繰越して他の株式譲渡益から控除できる、となります。

対象となる会社に関してはいくつか規定があり
●設立10年以内の中小企業
●設立1年未満:研究者の割合が1/10以上である。設立1〜5年以下:売上高中の研究開発費が3%以上、設立5〜10年未満:売上高中の研究開発費が5%以
●外部からの投資として1/3以上をとりいれていること(他にも詳細条件有り)
●大規模会社の子会社でないこと(他にも詳細条件有り)
●未登録かつ未上場の株式会社

一方投資する側の個人投資家に対しては
●投資契約を結んでいること
●金銭によって対象企業の株式を取得していること
つまり譲渡された株式や現物出資による株式は認められません。

●対象が同族会社である場合上位3位までの株主グループ(個人・親族など)に属さないこと
ちなみに米国ではこうしたエンジェル達がベンチャー企業最大の資金提供者として定着しているそうです。


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