リレーションシップを理解しよう!

リレーションシップを理解しよう!

リレーションシップ(relationship)は本来「関連・結びつき・関わり合い」と言った意味の言葉ですが、経済上で使われる場合は主に「リレーションシップ・バンキング」などとして、企業と金融機関などとの関わり合いの脈絡で使われます。
リレーションシップ・バンキングというのは、金融機関が、顧客となる企業と長期的な信頼関係を築き、豊富な経営に関する情報を蓄積することでこれまで以上に良質で、自由度の高いサービスを提供しようというものです。

これまで金融機関から融資を受けるには、それに見合った不動産や有価証券などの担保を必要としていました。
しかし昨今の土地神話の崩壊などにより担保を前提とした融資に様々な矛盾点や問題点が指摘されるようになりました。リレーションシップ・バンキングではこれら担保に代わるものとして、企業の経営計画や事業計画、それを実現させる経営者の手腕や組織力などを総合的に判断して融資などに応じます。

この方法の利点として、金融機関は取引先企業の経営状態などを早期に確認し、悪化の傾向にある場合は再生支援をすることで不良債権を減らすことができ、企業側としても積極的に経営改善を計ることができます。

またそれにより経営が好転すれば、売上や利益が上がることにより生じるキャッシュフローが、結果的には金融機関の融資返済の担保になります。
融資の在り方としても、資金を回収できなければ担保を処分するといった消極的な方法よりもはるかに前向きで発展的な方法であり、これまで融資に対して不利だった不動産や実績のない企業に対してもこのリレーションシップによって、融資が可能となるケースが増えています。


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