特定扶養親族を説明できますか?

特定扶養親族を説明できますか?

サラリーマンは毎年年末に近くなると年末調整に向けた様々な書類を書いて提出することを求められます。「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」もその一つで、毎年1回提出するようになっています。

「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」とは一年間の扶養親族の状況を記載し提出するものです。
会社は提出されたこの書類を基に、その年の年末調整での控除額の算定をします。平成21年分の申告書であれば、その内容は平成20年における扶養状況やその異動について記載することになります。
この書類は扶養親族のいない場合も提出しなければなりません。

さて、扶養親族のなかでも16才以上23才未満の親族に関しては特別に「特定扶養親族」として特別な控除が設けられています。納税者が特定扶養家族を持つ場合、通常の場合で63万円、特定扶養家族にあたる人が重度の障害を持つ場合では控除額は98万円となります。

ではなぜ16才以上23才未満の親族に関してのみ、特定扶養親族として特別な控除が認められるのでしょうか。国はこの点に関して具体的な説明をしていませんのでこれはあくまでも推測になりますが、通常こうした年代(16才〜23才未満)の子供を持つ親の年代は最も負担の多い年代となります。

教育費用を見ても中学校を卒業し義務教育を離れることで、高校、大学と非常にたくさんのお金がかかります。特別有名な私立の高校や大学でなくともその学費は親にとって大変な負担です。このような背景を国は配慮しているのではないでしょうか。


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